「どうでしょう」評論

骨太なテレビ論を志向するサイトがある。
NickNack電視台
その中で、「2005年2月20日」で「どうでしょう」について取り上げている。

低予算・少人数・安価な機材であそこまでのものを作り上げ、人気を得たことについて
「テレビ番組制作の原点と未来をみた」などと言って絶賛している。
それは決して的外れではないけど、同時にそれは一面的でしかない。

「どうでしょう」は、東京のテレビが長いこと忘れていた「本質的なもの」を
久々にブラウン管に映し出してくれた。
そして「どうでしょう」は、今までのテレビになかった、
全く新しい「ビジネスモデル」「文化」を作り出している。
その点に関する言及がなかったのが残念。

その一方で大手番組制作会社「テレビマンユニオン」会長・重延浩氏が、
以前から「どうでしょう」に注目している。
「デジタル放送時代のカルチャーモデル」という論文の中で「どうでしょう」を絶賛しているのに続いて、
「月刊ニューメディア」という業界向け雑誌の連載の中で藤村Dと対談している[pdfファイル]
テレビの世界にも「視聴率を超えた新しい文化」が必要であるという主張、
そしてその手がかりの一つが「どうでしょう」であるという位置づけ。
業界の中からそんな声が出てきているということに、私はひそかに注目している。
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by _kuma_taro | 2005-03-16 18:05 | どうでしょう&saku2
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